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 BIOGRAPHY

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Machi

​石田真知/Ishida Machi – Marimbist / Percussionist

広島に生まれた石田真知は、幼少期から打楽器に魅せられ、9歳でマリンバを始めた。広島ジュニアマリンバアンサンブルの一員として5年間で400回以上の演奏経験を積み、音楽の喜びと力を体で学んでいった。12歳のとき、大阪国際音楽コンクールで史上最年少受賞を果たし、その音楽性の高さが早くから注目される。

その後、広島大学にて音楽文化教育を学び、エリザベト音楽大学大学院で神谷百子氏に師事。打楽器演奏の修士号を取得後、さらなる探究心からフランス・ストラスブール音楽院に渡り、世界的鍵盤打楽器奏者であるエマニュエル・セジョルネ氏のもとで研鑽を積んだ。中東の伝統打楽器にも触れることで、表現の幅を大きく広げていった。

コンクールでも世界的に高い評価を受けている。2017年台湾国際打楽器コンクール第2位、2019年スイス打楽器コンクール優勝(デュオ・トリオ部門)、2021年ベルギー・ユニバーサルマリンバコンクール第4位を経て、2022年には第7回シュトゥットガルト世界マリンバコンクールで日本人初の優勝を果たし、同時に聴衆賞と課題室内楽曲最優秀演奏賞も受賞。世界の舞台でその名を響かせた。

 

演奏活動は国内外に広がり、これまで訪れた国はアメリカ、ドイツ、デンマーク、オーストリア、フランス、中国、モンゴル、オーストラリア、台湾に及ぶ。Edition Svitzer(デンマーク)の新作レコーディングや、Adam Tan氏、Tanel Eiko Novikov氏、Twincussion との公演&マスタークラスツアーなど、国際的なアーティストとの共演も多い。

近年ではアーティスト活動と並行して次世代の育成にも力を入れており、オンライン・オフラインでレッスン生徒を指導。また、双子の妹とのユニット「マリンバツインズ」としては、7度のリサイタルを開催。小学校での音楽鑑賞会から国際舞台まで、世代や国境を越えた音楽の魅力を届け続けている。

2023年よりAdams社、Kolberg社の公式アーティスト、Edition Svitzerのレコーディングアーティストとして活動。2024年からは広島県府中町のPR大使にも就任した。

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